「アズーロ」
7月は自転車ロードレース関係の写真を使う、というのは、この「ぱんたれい」を開設した2003年の7月から、
かれこれ14年の長きにわたって続けている、このサイトで一番古い「マイルール」になります。
最初は、7月に開催されるツール・ド・フランスの総合首位ジャージであるマイヨ・ジョーヌを映した画像を、
そのツールの開催月である7月の Top写真 に何となく使ってみたというような、
はなはだ軽い気持ちから始めたことではあったのですけれど、
それもこれだけの年数を重ねてくると、意地というか、これはどうしたって守らなければならない、
そんなルールになってきているなぁという実感も、あります。
さて、途中にちょこちょこと違うものを挟み込みつつも、
ツールの各賞ジャージに続いてはジロ・デ・イタリアの同じく各賞ジャージを1枚ずつという感じで、
お約束を埋めて行くかのような展開をしてきた7月の Top写真 ですけれども、
昨年は3つ目のグラン・ツール、ブエルタ・ア・エスパーニャの総合首位ジャージのマイヨ・ロホを使って、
いよいよここからブエルタの各賞を消化して行くか、と思われたかもしれませんが……
ブエルタの各賞ジャージレプリカ、マイヨ・ロホしか持っていないんですよ、現時点では。
日本国内で、ブエルタの各賞ジャージも漏れなく全てレプリカを販売してくれればいいのですけれども、
今のところ、それは叶っていないので、買えているのは、あれ1枚だけなのです。
だから、2017年はどうしようかと思っていたのですが、ここは、まだ使っていないしということで、
ちょっと開き直って、ジロ・デ・イタリアの現在の山岳賞ジャージ、マリア・アッズーロを選んでみました。
これに代わる前のマリア・ロッソ・ヴェルデも、山だから緑、というのはちょっと安直かもと感じつつも、
それなりに気に入っていたのですけれども、
これはこれで、イタリアといえば青だよね、ということで、いかにも「らしい」ジャージだなと思います。
撮影ポイントは、わざわざ説明しなくても分かるのではないか、というくらいの有名な場所。
京都、嵐山の渡月橋、ですね。
写真の橋を渡った先には、こんな感じの、屋形船の船溜まりもあったりします。
宿泊している宿から早朝散歩に出て撮影したものなので、
陽射しの角度が浅いのですが、それが（図らずも）いい感じの効果になっているかな、と思っています。
皆さんも、こういう写真を撮ろうとするかどうかはさておいて、もしも嵐山で宿泊することがあれば、
早朝に起きて周囲を散歩してみるというのは、なかなかいい時間を過ごせるので、お勧めです。
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