No．003 2003年7月

「武蔵国分寺金堂跡礎石と愛車とマイヨジョーヌ」


私の愛車です。
自転車ロードレース好きの私ではありますが、さすがに本格的ロードレーサーには手が出せないので、
廉価版の街乗りタイプ（ブルホーンではないのが分かるでしょうか）です。が、これでも○万円しています。
ステムにかかっているのはもちろん、毎年7月に開催される世界最高峰のロードレース大会、
ツール・ド・フランスのチャンピオンジャージ、マイヨジョーヌです。2001年大会のレプリカですけれども。
撮影したのは武蔵国分寺金堂跡の碑の横で、後ろに見えているのがその礎石の一つ。
現在でも武蔵国分寺は存在していますが、かつての僧房や金堂の跡はこうして礎石が発掘されて、
ちょっと休日にピクニックするのにぴったりな、芝生の公園として整備されています。

ところで、某コーナーでこの愛車の写真（サイズは小さいのですが）を公開して、
“豪天号” でもなければ　“生さんまちゃん” でもない、とコメントをつけているのですけれど、
誰からも「生さんまちゃんはママチャリだろう！」という突込みがこなかったのは、ちょっと寂しい。
う〜ん、やっぱりマイナーなのですね、明智抄。

ところで、今年のツール・ド・フランスは、史上二人目の５連覇を狙うＵＳＰＳのランス・アームストロングが、
その野望を達成できるかどうかが、最大の焦点となっていました。
私の事前予想では、やっぱり昨年までの圧倒的な強さを見てしまっているので、
今年もチームタイムトライアルや山岳ステージで計算どおりの勝利を得たランスが、
そこで稼いだ２位以下とのタイム差を保持したまま、最終日にシャンゼリゼに姿を現すと思っていました。
ところが蓋を開けてみると、これが想像外の大接戦。
特に、膝の不調→手術、そしてドーピングチェックに引っかかっての出場停止、
長年所属していたチームであるドイツテレコムからの移籍、
移籍先であるチームコーストでの様々なごたごたなどといった試練を経て、
復活したチームビアンキのヤン・ウルリッヒが大活躍したのは、個人的に非常に嬉しい事でした。
実は、このページの背景色も、ビアンキの伝統的なカラーであるチェレステ・ブルーを意識しています。
ビアンキのロードレーサー、欲しいんですけど、お値段が高くて、現状では手が出せません。
でも、いつか、必ずや……。

さて、話を戻して今年のツール、優勝したのは、結局予想通りランス・アームストロングでした。
その辺の流れは、「日々雑記」のコーナーで嫌というほど書いているので、よろしかったらご参照ください。
ランスの５連覇は、本当に凄い事で、さらに彼は来年、前人未到の６連覇に挑戦するわけです。
さあ、彼は新たな伝説を作ることができるのでしょうか？これは、来年のツールも目を離せません。

そうそう、１００周年記念の今年のツール、どうやらＳＯＮＹからＤＶＤが発売されるようです。
発売日などはまだ未定ですが、興味のある方、是非ご覧下さい。格好いいですよ。
私？買うに決まってるじゃないですか！！


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