No.159 2016年7月




「イベリア半島を制した者の証」

改めて書かずとも、もう知っているよという人も多いかも知れませんけれども、この「ぱんたれい」を運営するにあたり、
ツール・ド・フランスが開催される7月には毎年、自転車関係の写真を使うことにしています。
で、具体的にどんなものにするかですが、そうではない写真を使った年もありはするのですが、
基本的にはレプリカの自転車ジャージを写したものを採用するというのを方針としてきました。
一般的に、自転車ロードレースといえばやはりツール・ド・フランスを始めとする
3大ツールの印象がやはり強いと思うので、主にその各賞ジャージのレプリカで行こうと、
これは、「ぱんたれい」の運営を始めてから、わりとすぐに決めたことでした。

さて、となれば、写真のネタになるレプリカジャージを手に入れなければいけません。
「ぱんたれい」開設当時に私が持っていたのは初年度に使ったマイヨ・ジョーヌと他に2枚程度だったので、
4つの特別賞×グランツール3つ=12枚には、とても足りません。
一度購入を決意してしまえば、後は実際に入手するだけ、なのですが……
ツール・ド・フランスとジロ・デ・イタリアの2つのレースについては、公式サイトの通販ページでも、
あるいは日本国内の各種自転車グッズ扱い店や J-Sports の通販でも、
かなり簡単に手に入れることができるのですけれど、
いかんせん、9月に開催されるブエルタ・ア・エスパーニャに関しては、これが難しい。
いっそのこと現地に生観戦に行ってしまえば、スタート地点やゴール地点などで買えるのでしょうが、
日本国内にいながらにして手に入れようとした場合に、その手段が私には見つけられなかったのです。
あるいは、私の探し方が足りなかったのかもしれませんけれど。

そんなわけで、ツールの4枚、ジロの4枚を使ってしまった後は、
グラン・ツールの各賞ジャージに関してはそれで打ち止めになるかなと思っていたのですが、
そんな私の声が知らず知らずのうちに届いたのか(いや、現実問題、そんなことは絶対に無いのですが)、
2014年から J-Sports がブエルタについても、レプリカジャージを取り扱ってくれるように!
とはいえ、さすがに4賞ジャージ全てではなくて、総合優勝の赤いジャージ、マイヨ・ロホだけなのですけれど。

もちろん、大喜びで購入しましたとも。

今回使ったのは、その際に買ったものであり、つまりは2014年モデルということになります。
この調子で残りの3賞ジャージも販売してほしいのですが、
それは、やはり、このマイヨ・ロホの売上次第ということになるでしょう。
だからといって、興味の無い人に「買ってほしい」とは言うことはさすがにできませんし、
私自身もそんなに何枚も買える財力はありません。
なので、できれば皆がマイヨ・ロホのレプリカを買わないかなぁと、そんなことを考えるだけ。
こればかりは、どうしようもありませんね。


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