「河川敷のギロ」
サイト開設ごすぐの2003年から毎年のことですから、去年までかれこれ6年の間にわたり、
「ぱんたれい」の7月の Top写真 は自転車ロードレースネタで統一してきました。
その理由については今までにさんざんっぱら書いてきているので、ここで改めて書くのも、それはそれでクドイというものでしょう。
レプリカジャージを使ったネタは昨年までで出し尽くした観があるので、今年はちょっと目先を変えてみています。
ツールの開催月なのに、写真に写っているのはジロのマスコット・キャラじゃないかと突っ込む方はいらっしゃるでしょうし、
私自身、そこが気になっていなかったわけではありません。
ですが、ここは一つ、枠組みをちょっと大きく広げて、
自転車ロードレースという競技に関わるものという括りで考えてみようかな、ということです。
それでも一応、ツール･ド・フランスに対する敬意を表する意味も込めて、全体的にマイヨ・ジョーヌの色のグラデーションをほどこしてみました。
まぁ、だからどうした、と言われてしまえばそれまでの話ではありますけれども。
今回の写真を撮ったのは東京都府中市の多摩川の河川敷。
この辺りは土手の上に歩行者･自転車の専用道が整備されていて、実業団や大学辺りのロード選手が練習をしていたり、
そうでなくとも趣味のサイクリストが輪行を楽しんでいたりするのですが、
同時にその道は歩行者やランナーも通っていて、また天気のいい休日ともなれば、
多摩川の河原でバーベキューでもしようという家族連れだったり、
あるいは隣接する野球場で試合をしようというリトルリーグや草野球チームの面々とその家族だったり、
ともかく色々な人が行き交って、かなりの混雑をみせる道でもあります。
だから、残念なことに事故も多いんですよね……。
自転車にはもちろん自動車ほど質量はありませんし、プロでもない素人に出せるスピードには限度がありますけれども、
人と接触した際にその相手の命を奪うようなことも充分あり得る乗り物だということを、忘れてはいけませんよね。
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