「Ⅰ号キャンパス正門正面の講堂」
2月は受験生応援シリーズとして大学の写真を使うことにしようと決めて最初に使ったのは、
2006年2月の東大本郷キャンパスの赤門で、その翌年には同キャンパスの安田講堂を選びました。
そうやって2年連続で東京大学での写真を使用した後は、
首都圏の他の大学で撮影した諸々の写真を順に使ってきているのですけれども、
そういえば東大は本郷での写真ばかりで駒場キャンパスはまだだったなと、ふと気が付きました。
特に東京大学に義理があるわけでもないですけれど、実は全く縁の無い大学というわけでも無いですし、
それに気が付いてしまったからには、駒場で撮った写真を使わないわけには行きません。
そこで選んだのが、上の写真。
駒場キャンパスの正門は昭和13年に作られた旧制第一高等学校時代の木製の正門がそのまま使われていて、
それはそれでかなり味のあるいい感じのモノなのですが、さすがに赤門に対応させるにはちょっと弱いので、
ならば安田講堂に対応するものということで、正門の正面にある1号館、
かつての一高本館時計台を撮影したものを使おうと決めました。
設計したのは安田講堂と同じ内田祥三東京帝大建築科教授なので、パッと見た印象は結構似ていますね。
文化庁の有形文化財建造物の指定も受けている、歴史的な建築です。
私の母校もそれなりに歴史と伝統のある大学でしたが、こういう建築物は無かったので、
それはちょっとうらやましくもなりますね。
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