「夜の操車場」
この写真を見ていると淡谷のり子の「夜のプラットホーム」が脳裏に流れてきて困る、というのは、
Top 写真の更新をお伝えした「雑記」で書いたことですが、
実はもう一つ、この写真からイメージされるものがあります。
それは、宮沢賢治の「月夜のでんしんばしら」。
電車なんか関係ないじゃん、と突っ込まれたあなた。それは正しい指摘です。
本当に、同じ宮沢賢治でもせめて「シグナルとシグナレス」であれば、まだしも関わりが無くもないものを。
しかし、連想すべきイメージとしてすっかり刷り込みができあがってしまったものは仕方がありません。
これからも私は、この写真を見る度に、
「夜のプラットホーム」をBGMにして「月夜のでんしんばしら」を読んでいる気がすることでしょう。
……どこにも月は写っていませんけれど、ね。
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