「ウォーターフロントの手前で」
中央区の新川と佃を繋いで隅田川にかかる、印象的な形の斜張橋、中央大橋です。
バブル期に計画され設計された橋なので、実用性上は必要ないくらいデザインに凝っていますが、
こういう橋があるというのは、そんなに悪いことではないと私は思います。
むろん、この橋は都民の血税が投入されて作られているのですから、
そういう意味では、こういう設計である必然性があったのかどうか、
議会なりで検証される必要はあるはずですし、実際に検証されてもいるのだろうと思います。
この佃の辺りは隅田川沿いの中でも特に「東京のウォーターフロント」として
ひと頃かなり持て囃された場所ですよね。
ですから、この写真でも対岸に高層マンションが幾つも立ち並んで写っています。
当時、えらい高い金額で分譲されていたと記憶しているのですが、
今の中古市場だと、この辺のマンション価格はどうなっているのでしょうね。
交通の便は悪くないはずですし、まだまだ一定の値段はするのでしょうか。
ちなみに、この中央大橋を渡って反対側の佃に渡って、
隅田公園の芝生越しに見る中央大橋の姿は、こんな感じ。
ここから後ろ側にちょっと歩いていくと、2008年9月の Top 写真に使った相生橋があります。
その相生橋を渡るとその先は越中島、そして清澄庭園あるいは富岡八幡のある門前仲町の方に抜けれます。
ある程度の距離がありますので、そこまで気軽に、というわけにはいかないでしょうが、
ちょっと気合を入れた散歩をしてみる分には、
この辺りからあちこち歩いてみるのは、なかなか面白いですよ。
戻る