「秋らしく花の写真など」
以前にも書きましたが、私は植物好きの祖父にも母にも似ず、基本的に植物の見分けがつけられません。
ですから、この写真の花についても、秋に咲いていた花である、という以外は一切分かっていません。
形状から、キク科なのかな、という程度の察しはつきますけれど、
秋に咲くキク科植物といえばコスモスくらいしか知らず、そして、これがコスモスではないというくらいの知識は、さすがに持っています。
ネットでちょっと見てみた限りでは、ノコンギクか、あるいはヨメナか、という感じを受けたのですが、
さて、実際のところはどうなのかと言われると、皆目見当もつきません、としか。
だからといって、こうして道端に花が咲いているのを見れば、やはり、綺麗だな、と思うわけです。
そこでこれは○○という花で云々というのが即座に出てくるようであれば、格好がつくのですが、
あいにくと何の薀蓄も出てこないのですから、結局、私にとっての植物というのは、
そこまで微にいり細にいり知識を吸収して蓄積しなければならない
……と書くとちょっと変ですね、別に義務感から趣味を持つわけではないのですから……
そうだな、知識を深めたいと思う、という表現がいいでしょうか、
ともあれ、そこまでの労力を払う、そこまでの情熱を以って接するほどのものではないということなのかもしれません。
こうして写真を撮るのは、好きなのですけれど。
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