No．243　2023年7月




「近郊農業の夏」

「雑記」にも書きましたが、「東京都」というと、どうしてもTV等のメディアに出てくる
賑やかで華やかな繁華街やオフィス街を連想する人が多いのではと思います。
あるいは、浅草寺や東京スカイツリー等の観光地のイメージもあるでしょうか。
もちろん、歌舞伎町も六本木お大手町も新橋も浅草も上野も間違いなく東京です。
しかし、「東京都」はそういった町だけでできているわけではありません。

極論を言えば、大島も三宅島も八丈島も青島も父島も、全て東京都ですから、
上記のような都会どころじゃない、島嶼部だって存在しています。
まぁ、それはさすがに例としてアレだとしても、23区を離れて多摩地区の方に行けば、
そこには普通に畑が広がっていたりするわけで、
この写真は、そんな多摩地区の棒場所で撮影したものになります。
地場で消費されるのはもちろんですが、こういう郊外の農地で作られる野菜は
都内での消費への供給という意味合いが強いですよね。

ここからさらに西の山間部の方に行けば、大分前に簡単な旅行記を書いた
御岳山や御岳渓谷といった景勝地もあって、旅行先としてお勧めなのですけれど、
そういったものとは全く縁のない、こういう何ということも無い景色も、私は好きなのです。
普通の景色過ぎて、東京旅行の目的地には、成り得ませんけれど……。


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