「滝つぼの虹」
ここ数年、毎年12月の Top写真 には富士山を撮影したものを使っています。
あんまりベタな選択かもしれませんけれども、何だかんだ言って、やはりみんな富士山は好きですし、
お目出度い空気感を出そうとするのであれば、富士山は使い勝手がいいですけらね。
そんな富士山が世界遺産に登録されたのは、2013年6月26日のことでした。
厳密には世界自然遺産としてではなく、山岳信仰の対象としての富士山が
世界文化遺産として登録されたわけですが、それはつまり、富士山が単体で世界遺産になったというのではなく、
その周辺にある様々なものをも含めて、まとめて世界遺産になったということだ……というのは、
ここで改まって私が説明しなくても、皆さん、よくご存じのことかもしれません。
この、富士山周辺の文化遺産というのが意外と（と言うと、怒られてしまうかもしれませんが）優れモノ揃いで、
自家用車などを運転して富士山当たりにフラッと出かけると、素晴らしい景色にいくつも出会えます。
今回、Ｔｏｐ写真に使った上の写真もその中の１つ。
静岡県富士宮市上井出にある、白糸の滝になります。
ここはすぐ横にある音止めの滝と共に富士山の豊富な伏流水が見事な滝を作っていて、圧倒されます。
駅からはちょっと離れているのですが、バス等の公共交通機関も利用することは可能です。
また、この写真とは別のポイントから別の角度で撮影すれば、
滝の姿と富士山とを同じ画像内に収めることも不可能ではないというのも、いいですよね。
上手い具合に雲一つなく晴れた日に行くことができれば、
こんな感じで、青空と緑との対比に、滝つぼにかかる虹まで含めた写真を撮ることもできます。
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