No．210　2020年10月




「伝統と近代化とインバウンド」

これを撮影したのは、何年前だったか……とにかく、結構前のことなのは、確かです。
近郊以外から東京観光に来る人はあまり知らなかったりするのかもしれませんが、
実は東京都には意外と日本庭園があるもので、それはかつての大名屋敷だったりするのですが、
この写真を撮ったのは東京都中央区にある浜離宮で、かつて甲府徳川家の下屋敷であった場所になります。
その後は甲府徳川家が無くなったことで将軍家の別邸になり、幕末には幕府海軍伝習屯所ともなったそうです。

非常に由緒正しい庭園であり、私も好きな庭の1つです。

汐留からも歩いて行ける場所ですし、浅草あたりから水上バスに乗っていくこともできます。
新橋もしくは汐留のすぐそばにあるので、例えば ゆりかもめ でお台場に行こうと思っている人は、
ちょっと時間を作って浜離宮に寄ってみるのもいいのではないかと思います。
ちなみに私は、銀座でランチをした後に徒歩で浜離宮まで移動して庭園内を散策し、
その後今度はレインボーブリッジを徒歩で渡って夜にお台場のライブハウスでライブに参加したことがあります。
そこまで全部を歩き切るかどうかはともかくとして、レインボーブリッジを徒歩で渡ることも含めて、
東京観光のモデルとなるものの1つとして、個人的に結構お勧めしたいコースです。

最後に、この日に撮影した別の写真も貼っておきます。
浜離宮、是非、天気のいい日にでも行ってみてください。




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