「花咲く秋」
立川と昭島市にまたがる昭和記念公園は、第二次大戦後に米軍が接収して基地として使っていた場所の
広大な跡地を昭和天皇御在位五十年の記念事業の一環として整備されました。
立川に米軍基地があった頃にこの辺りがどうだったのかということは、
あいにくと私は知らないのですけれども、まぁ、私が生まれるよりも前に
立川飛行場の基地利用は終わっているわけですし、これは致し方ない事でしょう。
今の立川は、その頃とは随分と様変わりしていると聞きますけれども、
その変化の代表的な1つ、というか、筆頭に挙げられてもいいのが、昭和記念公園でしょう。
総面積が165.3 ha にもなるこの広い公園は、歩いて回ろうとするとそれだけで確実に
1日を丸々使ってしまうのではないかと思えるくらいであり、
ただ単に雑木林があって広場があって遊具があってというようなものではなくて、
その内容的にも色々と充実しているのが良いところです。
例えば、この季節に紅葉を観に行くとすれば、下のような日本庭園もあります。
ちょっとばかり紅葉のピークからは外れてしまっている写真ですが、そこはそれ。
あ、それと、紅葉といえば、立川駅から歩いて少しの立川口から公園に入るとすれば、
そこにはかなり綺麗なイチョウ並木があるので、これも見ものです。
神宮外苑のソレも綺麗ですなものの、どうしても道を走る自動車が写真を撮る際の邪魔などになりますけれど、
ここのイチョウ並木であればその心配は全くありません。
なんてことを書きつつ、Top写真に使ったのはそのイチョウ並木では無い、
というのが、いかにも私らしいところかもしれませんね。
「花が咲き乱れる季節」といって連想するのは、まず何といっても春が一番でしょうけれども、
実際には秋もなかなかどうして、様々な花が咲き乱れる美しい季節であることに疑いはありません。
皆さんも予想はついていらっしゃるでしょうけれども、昭和記念公園は季節の花も豊富。
四季のそれぞれに美しい花の姿を楽しむことができます。
当然、今回使った Top 画像は、秋の花。
ただ、こういう花を見て「綺麗だな」と普通に感じはするものの、
その一方で植物には疎い私なので、これが何という花なのかは、分かっていません。
そういうところも調べるとか知識を貯めるとかすれば、こういう公園とか、庭園とか、
あるいは山登りなんかに行った時に、今よりももっと楽しみが増えるのかもしれませんが……。
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