No.122 2013年6月


写真に散りばめられたデータから、撮影ポイントが特定できます

「夕陽のタワー」


ちょうどこの写真の左下に「全郵送会館」という看板が出ていますし、
画像中央にはかなり有名なビルである、NTTドコモ代々木ビル、通称ドコモタワーがあるので、
撮影ポイントを特定できる情報は十分以上にあるかと思うのですが、
一応、細かく説明しておくことにしましょうか。
これは、JR東日本総武線の千駄ヶ谷駅改札を出て都道414号線を渡った正面の道、
津田塾大学の津田塾ホールと東京体育館の間、右側の歩道を進んで、
最初の角を右に曲がってすぐのところから撮ったもの。

もともとドコモタワーは、わりと好きな建物の1つであり、
左右の木の茂り具合とか、電信柱と電線の入り方、そして空の雲と、
斜めに差し込んでビルの壁面にあたっている夕方の陽射しが
実にうまい具合にバランス良く画になっていたという、かなり会心の1枚です。
とはいえ、撮影当初は、クレーンの存在が余計だなと感じないでも無かったのですけれども、
今では、ドコモタワーとクレーンのアームと電信柱という三者の組み合わせが、
これはこれでアリなのではないかと今では思っています。

シャッターチャンスを逃したくないからという理由で
基本的にいつでもデジカメを持ち歩いている私ですが、
たまに自分でも邪魔くさく思うことが無いとはいいませんけれども
こうしてベストショットに近い写真を撮れることがあったりすると、それも報われます。


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