「18時45分」
東京駅丸の内駅舎、丸の内北口の時計です。
レンガ造りの印象的なこの丸の内駅舎は創建当時は3階建てだったものが空襲により破損し、
その後、応急処置として2階部分までの姿、私が小さい頃より馴染んでいた姿に修復され、使用されていました。
そんな東京駅も、東京駅及び周辺の再開発に伴い創建当時の状態に復原すべく、この5月末から工事が始まっています。
例えば私が現在通勤に使っているJR中央線の三鷹〜立川間の高架化工事に伴う国立駅の改装工事で、
大正15年竣工の古い木造駅舎が取り壊された時には、正直、何とかならないものかと思いましたが、
今回の東京駅のような、こういう改装工事ならば、大歓迎です。
別に私は古いものであれば何でも素晴らしいとか、
あるいはその逆にすべからく新しく更新して行かねばならないとか、
そういうことを言いたいのでは無くて、
何というか、こう、今回の東京駅改装計画には、そこはかとなくロマンを感じられる気がするのです。
だから、賛成する。
これだけの規模の事業を、様々な要素の検討などを一切抜きにして、
ただ「ロマン」の一言のみで全肯定してしまうのは、さすがに多少乱暴かもしれませんが。
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