No．207　2020年7月




「泉質は酸性低張性高温泉」

医者でも直せない病というのは残念ながらこの世の中に幾つもあるのですが、
「お医者様でも草津の湯でも～」という一節で有名な草津温泉のお湯は万病に効くとされ、
恋の病以外のものであれば、大抵のものは治せるというように言われています。
もちろん、あくまでそれは俗説ですけれど、温泉療養というものは医学的にはどれくらい根拠があるのでしょう。
その辺りのことは、ネットで調べればある程度は分かるのでしょうけれども、
私は医学の専門的な知識となると全くうといので、ここでいい加減なことは書かないことにします。
なので、興味のある人は、ご自分で調べていただけますと助かります。

さて、そんな話をいきなり始めたことでお察しいただけたことと思いますが、
2020年7月の Top に使用したこの写真は、群馬県吾妻郡草津町の草津温泉、
それも、草津で一番の観光名所である、湯畑で撮影したものになります。
湯畑といえば、草津の源泉から湧きだした高温の湯を、人が入浴しても大丈夫なくらいの温度に冷ます為、
木でできた樋の上を流して空気冷却をしていることで有名ですが、
この写真は、その、樋を流れてきたお湯が最終的に流れ込む場所を写しています。

「太陽の塔」や「明日の神話」等で有名な岡本太郎がデザインをしたことでも知られる湯畑ですが、
この写真を撮ったのは今からかなり前のことですので、現在はこの時から変わったところも多いようです。
とはいえそれは、湯畑そのものがということではなく、その周辺の施設が、ということ。
最近は行けていない草津温泉ですが、またどこかで行きたいなと、この文章を書いていて思いました。


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