「情熱の色は真紅」
毎年7月はお約束通りに、自転車ロードレースネタ Top 写真。
今年は昨年に続いて5月開催のジロ・デ・イタリアの各賞ジャージ第2弾ということで、
ちょうどその2010年からデザインを一新したポイント賞ジャージ、
「情熱の赤」と名付けられたマリア・ロッソ・パッショーネの写真を選んでみました。
参考までに、2009年まではシクラメン色をしたマリア・チクラミーノというジャージでした。
なんでポイント賞とシクラメンの組み合わせだったのかは知らないのですが、
花言葉というわけでもないし、スポンサーの絡みとか、そういうことなのでしょうか。
まぁでも、こういう真っ赤なジャージというのも、これはこれで格好良いですよね。
カラーリングを一新するにあたり、その名前を、ただ単に「マリア・ロッソ」とするのではなく、
臆面もなく「パッショーネ」と付け加えてしまうのは、あるいはイタリアン・スタンダード？
ゴール前でスプリンターたちが繰り広げる駆け合いや厳しい山岳ステージでの登坂を制して
ポイントを積み重ねていくことで着ることができるのが、このジャージなのですから、
戦う気持ち、勝利にかける情熱を高く持ち続けなければその獲得は不可能なわけで、
その意味では実に適切な名前なのかもしれません、「マリア・ロッソ・パッショーネ」。
ちなみに、この写真は箱根の某宿で撮影したもの。
こう書くと、まるでそこまでこのジャージを着ながら自転車をこいで行ったようですが、
さすがに、そんな事実はどこにもありません。
実際には、電車で行って、その晩において、荷物に忍ばせておいたこのジャージを取り出し、
それで床の間に洗濯物架けをセットして撮影しているのです。
箱根を自転車で踏破できるようになれたら、そりゃあ最高だとは思いますが……
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