「天は人の上に」
毎年2月は受験生応援シリーズとして大学の写真を使う、ということにしています。
2015年もその例に倣おうということで選んだのが、上の写真。
「雑記」の時にも書きましたけれども、これは東京都港区三田にある、
慶應義塾大学の三田キャンパス、東門を撮影したものになります。
門としての機能だけれは無くて講義棟等を併設したようなビルになっているのは、
都心にある為に土地の広さに制限があるが故のことなのでしょうが、
周囲のビルと比べても、ここだけ浮いているというか、異彩を放っているのは否めません。
これを観るにつけ、建物のデザインも含め、いかにも「慶応」ブランドらしいな、と思います。
色眼鏡で見た印象の押しつけだ、と怒られてしまうかもしれませんけど、
私の中では「慶應義塾大学」というと、ちょうどこんな感じの建物が並んでいて、
いいところの子女が通うにふさわしいような雰囲気を醸し出しているというイメージが、あります。
とはいえ、大学浪人時代に模試会場として訪れた日吉キャンパスなどは、
むしろいかにも普通な大学のキャンパスという感じで、
このような、どこかスノッブにも思える印象は全く無かったのですけれど。
なお、この東門（もしくは正門でも構いませんけれど）をくぐってキャンパス内に入ると、
その一角には国の重要文化祭にもなっている、図書館旧館があります。
1912年に竣工されたというこちらの建物は、一見しただけでその美しさが分かる設計で、
Top 写真に使った東門（東館）も、おそらくはこの図書館旧館にデザインを合わせるようにして、
統一性を持たせた設計が行われたのではないかと、私は思っています。
この図書館旧館は、1階と2階の間にある踊り場のステンドグラスも有名なようです。
私がとある休日に散歩がてらにふらりと三田キャンパスに行って
これ等の写真を撮った時にはそんなことは一切知らなかったのですが、
図書館の建物の雰囲気に惹かれ、その中にちょっと入ってみてすぐに、
そのステンドグラスにすっかり視線を奪われてしまいました。
その時に撮ったのが、下の写真。
カーソルを合わせてクリックすると別タグで拡大画像が開きます。
「ステンドグラスだけ」を撮ったものでは無くて、
その手前にある証明も一緒に撮影しているものになりますが、
それは、構図的にこっちの方がいいな、とその場で私が感じたから。
証明の無い、ステンドグラスそのものを鑑賞してみたい方は、
一度、慶応三田キャンパスを訪れてみられては、いかがでしょうか。
芝の増上寺とか東京タワーといった名所も近くにあるので、
天気のいい日にぶらぶらと歩き回ってみるのには
なかなか面白い辺りだと思います。
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