「都の西北」
「都の西北 早稲田の森に」そびえる大隈講堂です。
皇居、あるいは大手町辺りから見て西北といえば西北かもしれないけれど、わざわざ「都の西北」と言うほどか、
と昔は思っていたりもしたものですが、この歌詞に謳われる「都」というのが「旧東京市」を意味していると知ってからは、
そんな疑問はすっかりなくなりました。
作詞の相馬御風という名前は勉強不足で知らなかったのですが、
ちょっと調べてみたところ、トルストイの翻訳とか良寛の研究で知られる人物のようですね。
「都の西北」にある有名大学はもう一つ、バカ田大学というものもあります。
赤塚不二夫の『天才バカボン』に出てきたバカボンのパパの母校ですね。
校歌の歌い出しもズバリ、「都の西北早稲田の隣」という。
もちろん片方はフィクションですが、どちらも（別な意味で）魅力的な学校であることに変わりはありません。
私の高校時代からの友人が早稲田大生でしたので、彼の在学中、例えば学際の時等に何度か足を運んだものです。
ただしこの写真はその時に撮った物ではありません。何しろもう10年以上前のことですし。
これは、現在の私が資格取得を目指し毎年受験している某国家資格の試験当日に撮影したものになります。
その試験は、いつも早稲田大学を会場に借りている（他には立教大学や國學院大學も使っています）ので、
社会人になってから随分経つ今になって早稲田大学に縁ができたというのも、面白いものです。
面白がるより先に合格しなければいけないだろうという指摘もあるかとは思いますが、
まぁ、そこはそれ、ということで。
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