No．244　2023年8月




「国登録有形文化財」

東京都千代田区西神田一丁目1番12番地にある、カトリック神田教会の聖堂です。
名前の通り、カトリックの東京大司教区に所属する教会であり、
最寄り駅はJR中央・創部各駅停車の水道橋駅。
水道橋駅には都営地下鉄三田線もありますが、こちらはJRより若干遠くなります。
この場所に教会ができたのは、1874年（明治7年）とのことです。

火災や関東大震災などにより何度か聖堂は失われ、現在のこの写真のものとなったのは1928年（昭和3年）。
見ての通り、なかなかの雰囲気のある建物であり、
2002年（平成14年）には、国の登録有形文化財になりました。



周囲にビルや電線があるのが写真撮影上は邪魔ではるのですが、
しかし、考えようによっては、これはこれで味があるとも言えるのではないでしょうか。
こういう聖堂、西欧だと石造りやレンガ造りだったりするのでしょうけれども、
これは建築年や震災後の復興で建て直されたこともあって、鉄筋コンクリート製。
それが約100年の歴史を経たことで、こういう、良い感じの外観になっているわけです。

ふらっと行くような場所ではないかもしれませんが、
例えば東京ドームに野球を観に行く予定があれば、その際にちょっと寄ってみる、
というようなことをするのもいいのではないかなと思います。


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