「祝・世界文化遺産登録」
何が「世界文化遺産」なのかと思った方が、もしかしたらいらっしゃったかもしれません。
時期的に富士山に関係しているというのは分かるにしても、
この写真のどこにも富士山は写っていませんから。
富士山だけでは無くて松の木も一切写っていないので余計分かりにくいものの、
おそらく、これはアレなんだろうなと気が付いていた人も
そんなに少なくはなかったのではないかと思っているのですけれど、
そう、これは、富士山本体と同時にセットで「世界文化遺産」の指定を受けた、「三保の松原」です。
富士山の位置はこの写真で言うとちょうど左側の方になって、
写真の向こうに見えている陸地は伊豆半島の、おそらく戸田か土肥だろうと思われます。
私が三保の松原を訪れてこの写真を撮影した数年前の某初春の日は、
ご覧のように天気は基本的に晴天で良かったもののちょっとだけ雲が多く、
富士山がちょうど雲に隠れて見えなくなってしまっていました。
それでも雲が無くなるのを腰を据えて待っていれば
松越しに富士山が入るような構図の写真を撮ることもできたのかもしれませんけど、
この後は日本平と久能山の東照宮に行く予定になっていて同行者でる次姉も一緒にいましたから、
この日は先を急いで三保の松原を去ることになりました。
いつか、リベンジをしたいと思っています。
今回の写真は、そんな日に三保の松原の砂浜で練習をしていた野球部を撮影したもの。
画像にカーソルを合わせると表示されるメッセージには「目指せ、甲子園？」と入力したものの、
この野球部が高校生なのかどうか、私は確認していないので分かりません。
三保の松原のそばには、小学校はカウントしないとしても、市立清水第五中学校、県立清水南高校、
東海大学海洋学部、清水海上技術短期大学校などの学校がありますし、
岬の先の方には東海大の松前球場なんてものまでありますから、
多分、これは東海大学の野球部というのが正解なんじゃないかと思います。
そこまで考えていて、何故「甲子園」という言葉を入れたかというと……
まぁ、「砂浜で練習する野球部」というシチュエーションから浮かんできた気分ですよね、なんとなく。
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