No.076 2009年8月


「君のくれた無邪気な熱情が 乾いた風に吹かれてる」 by 中川敬(from SOUL FLOWER UNION)


「夏到来 〜赤い花の満開の下〜」


夏の青空を背景に咲き誇る百日紅の赤い花。
造成地に引かれた遊歩道と赤い花と青空と白い雲とむせ返るような緑というこのコントラストは、
なかなか見事なものだと思っています。
私の撮った写真が、そんな夏の一瞬を上手く捉え切れているかどうかは、別問題ですが。

ちなみに、タイトルとして掲げたフレーズは、それぞれ別々のミュージシャンの曲名です。
私の好みを良くご存知の方は、もしかしたら、これを見て苦笑されていたかもしれませんが、
どちらもヒットチャートを賑わすようなものでは無いので、
そう言われても分からない、という人の方が多いのではないかと思います。
まず前者の「夏到来」は、こちらは写真の上にカーソルを合わせていただければ歌詞の引用も表示されますし、
ああ、これなんだろうな、と予想しやすかったのではないでしょうか。
Soul Flower Union が2001年に発表したアルバム『SCREWBALL COMEDY』の5曲目です。
一方の後者、「赤い花の満開の下」の方はというと、これは多分もっと分かり難くて、
これは YAPOOS が1995年に発表したアルバム『HYS』のラストを飾ったナンバーです。
「久しぶりに まっ白い雲を見た 空を見ること自体 久しぶりだった」
という語りで始まるこの曲のサビ部分の歌詞、
「友達もいるし 親兄弟もいるし いざとなったときは 神様もいるし」
というフレーズが大好きなのです、実は。



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