「路地と塔」
東京スカイツリーの足下から東側に伸びる運河、西十間川にかかる十間橋は、
スカイツリーからの角度と距離が程よい場所にあるということもあって、
風の無い穏やかな晴天の日には運河の川面に映る「逆さスカイツリー」を撮影する絶好のポイントとして有名です。
2016年4月の Ｔｏｐ写真 を何にしようかと、以前から準備している候補画像のリストを見た結果、
今回選んだ画像は、その十間橋の南側のたもとからスカイツリー方向に延びる路地を撮ったもの。
ちょっと昭和な下町のテイストがある両サイトの建物と電線越しに見るスカイツリー。
新旧の対比、と書く程に御大層なものではないかもしれませんけれど、
構図として味があるので、最初にここを通りかかった時からずっとお気に入りの場所になっています。
なお、この画像は、もちろんもともとはカラーで撮影しているのですが、
今回こうして「ぱんたれい」の Ｔｏｐ写真 に使うことにするにあたり、画像加工ソフトでモノクロ化しています。
その理由は、まぁ、書かずともお分かりいただけるのかもしれませんけれど、
これを採用したそのコンセプトには、こうした方がいいのではないかなと思ったから。
参考までに、十間橋から撮影したスカイツリーの写真も下に貼っておきます。
例によって、カーソルを合わせてクリックすると別画面で拡大された画像が表示されるようになっています。
この日は風はさほど無かったのですが、ちょうどタグボートが通り過ぎた後だったので、
完全に綺麗な「逆さスカイツリー」になっているとは言えないのですけれど、そこはご容赦ください。
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