「一度くらいはこういう日に乗ってみたいものです」
思わず「春のうららの〜」と瀧 廉太郎の「花」を口ずさみたくなる風景、
隅田公園の桜並木と屋形船、そして水上バスという組み合わせ。
東京の中でも桜の名所として有名な場所の一つである隅田公園と隅田川、
こうな満開の、かつ良く晴れた青空の綺麗な日に屋形船をチャーターして
優雅に桜見物としゃれ込む行為、一度くらいはしてみたいものです。
それもできれば、乗り合いでは無くて貸切で。
それを実現するのに幾らかかるかを試算してみたりするのは野暮だとしても、
これに関する最大の問題は、私が下戸で酒を飲めないというところにあるのかも。
別にアルコールがダメだったら花見をしてはいけないなんているルールはありませんけれど、
屋形船を繰り出しての船遊びを粋に楽しもうというのであれば、
そこに酒は付き物なんじゃないかなと思うのです。
かくなる上は、酒の強い人を道連れに巻き込んでしまうしかないか。
といって、私の周囲にそんなに大酒呑みな人間がいない、という事実が一歩にあり、
ならばどうすればいいのか、すっかりお手上げ状態なのですけれど……。
わずかな具体化の欠片もしていないレベルの妄想で、何を心配しているんだ、という話ですが。
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